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右腕神経叢損傷(みぎわんしんけいそうそんしょう) その1

新年初かつ1年ぶりの更新です。

自転車で自爆して右腕が動かなくなりました。

16年10月30日に某ショップの日曜ライドに参加し、横浜中華街を目指して集団走行中に事故を起こしました。 頭を強打したためか事故前後の記憶が吹っ飛んでいるため、いろんな人から聞いた話ではあるのですが、 車が巻き上げたビニール袋がハンドルに引っかかり、それを取ろうとしたらよろけて路肩にぶつかり、街路灯へ顔面から突っ込んだらしいです。 正直「なんなんだよこれ・・・」と思うぐらいに運が悪かったとしか言いようがない事故ですが、事故なんて大体そんなものなのでしょう。

その結果 ・右腕神経叢損傷 ・頚椎棘突起数カ所骨折 ・右ほほ骨骨折 etc… と首から上中心に怪我を負いました。いろいろなところを怪我をしたとは言っても一番上の右腕神経叢損傷が圧倒的に重症で、それ以外は首を固定して時間が経てば治っていくものでした。

その一番大きな怪我である右腕神経叢損傷はどういうものかというと、頸部から腕に行く神経のうち上位3本の神経が脊髄の根元で切れてしまっている、いわゆる引き抜けている状態で、症状は手首から先はなんとか動かせますが、肘を曲げる筋肉と肩周りを動かす筋肉が全く機能しない状態です。 この状態になってしまうと手術によって神経の修復は不可能となります。

直接的な神経の修復が不可能なため、肋骨の神経である肋間神経などの他の神経を移行して腕の機能を再建する手術を年末に受けました。 現在は手術でつないだ神経がくっつくまでの間 (手術後8週間程度)、右腕を胴体に包帯で固定した状態で過ごしており、実際に腕の動きが出始めるまで半年ほどかかると言われています。そこから本格的なリハビリが始まるので、実際に使い物になるまではもっと時間がかかります。

利き手である右手の負傷によって左手での生活を余儀なくすることになったり、神経の損傷ということで治療にかかる時間がかなり長かったり、右腕が本当にどこまで回復できるのか全くわからない状態で、不自由や不安は山積みですが、焦らず自分のできることとやりたいことを見つめ直していこうと思います。

追伸:同情するなら飲みに連れて行ってください。